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貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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F1 2005年カナダGP レビュー

まずは、個人的にうれしいクリスチャン・クリエンの復帰から。
契約で、ここまで4戦ビタントニオ・リウッツィにシートを譲ったが、このレースから4戦はクリエンが出場することが発表された。
リウッツィも1ポイントを獲得しているが、今年のクリエンは、更にキレている。
このレースも、結果8位入賞でしぶとくポイント獲得し、自身の才能をいかんなく発揮している!

さて、予選ではジェイソン・バトンがポールを獲り、佐藤琢磨は6番手で、昨年の今頃に追いついてきた。
フロントロー2番手には、これまで不調のミハエル・シューマッハが遅まきながら復活してきた。

しかし、レースはスタート直後、フロントロー二人を好調ルノーのジャンカルロ・フィジケラとフェルナンド・アロンソが、サンドウィッチで抜き去る。
今年の勢いを見せつけるパフォーマンスは、度肝を抜いたが、昨年のドライバーズポイント1位と3位にとっては、屈辱であったろう。
ジル・ビルニューブ・サーキットのスタートとしては、大きなクラッシュはなかったが、グリッド順はぐちゃぐちゃになって、波乱を予感させた。

そして、ここで大きな問題が!!、・・・いや、私に睡魔が襲ってきただけなんだけど。
佐藤琢磨がピットでストップした所までは、なんとか踏ん張ったが、そこから所々記憶がない。
この後、琢磨はレースに戻ったが、結局コース上に止まってしまう。
トップを快走していたルノー勢だが、2位を走っていたアロンソがチームオーダーを要求し、首位を走るフィジケラを抜いたが、直後にフィジケラはトラブルでストップ。
トップに立ったアロンソだが、自らのミスでウォールにヒットし、リタイヤ。
これまで、恐ろしいくらいに落ち着いた走りを見せていたアロンソが、プレッシャーに負けたわけではあるまいが・・・・。

結局、マクラーレンのキミ・ライコネンが今シーズン3勝目。
フェラーリのシューマッハが2位、ピットスタートから追い上げたルーベンス・バリチェロが3位で、今季初のW表彰台。
なんと、ザウバーのフィリッペ・マッサが4位を獲得。
ウィリアムズは、マーク・ウェーバーが5位入賞で面目を保ち、好調トヨタもラルフ・シューマッハが6位に入った。
そして、7位にデヴィッド・クルサード、8位にクリエンが入賞し、レッドブルは今季3度目のW入賞を果たした。

問題は、やはりポールポジションを獲得しながら、2台共に完走出来ないBARだ。
今シーズン、未だにノーポイントなのは、BAR以外はグリッド後方でもたつくジョーダンとミナルディのみ。
昨年のコンストラクターズ2位のチームとしては、全く納得できない結果だ。
まだまだ間に合う!意地を見せてくれ。
F1 2005年カナダGP レビュー_a0034589_212159100.jpg

by saka-zuu | 2005-06-13 21:15 | F1