貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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THE PRODIGY「always outnumbered, never outgunned」

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大ヒットした前作「かに」以来の通算4作目。
7年ぶりにプロディジーが帰ってきた。
あまり期待はしていなかったのだが、正直に言うと「なんとかロックに踏み止まったかな」というのが本心だ。
ケミカル・ブラザーズとアンダーワールドが、同じアプローチからロックを捨てて、トランスに行ってしまったので、プロディジーはどうかと思ったが。
前作から7年は、いかにも長過ぎた。
その間にも、ニューアルバムの噂は絶えなかったが、実際に音が出てきたのは、2002年のシングルだけ。音自体も、前作の延長でしかなかった。個人的には、もっとロックよりの音を期待していたのだが。

本作は、ロックではない。それは断言できる。
たしかに、「ロック残り」の音ではあるが、「デジ・ロック」と言われたころとは、聴く方も変化している。もう「デジ・ロック」は、世の中に存在しなくなっている。実際、ある程度のクオリティを持ったデジ・ロックバンドは、プロディジー、ケミカル・ブラザーズ、アンダーワールドの3組しか存在していなかった。それほど微妙なバランスがなければ、まず売れるようなものではなかったと言うことだ。デジ・ロックとは。・・・ひとつ間違うと、ロックファンからも、トランスファンからも、ヒップホップファンからも、総すかんを食らうことになるからだ。

なので、本作は、デジ・ロックでもない。・・・もう、死んだ呼び方だから。
こうなると、分類しようなどと思ってはいけない。私はもともと○○系とか、○○ロックとか言ういい方が好きではない(特にブリットロックなどという、音分類でなく、出身で分類する、実態のないものなどは意味がない)。
これは、もうプロディジーという「音楽」の完成であると言える。
しかし、けっして、偉大になったわけではない。逆に、スケールは小さくなったのは否めないと思う。もろ「スリラー」を引っ張り出して来る所など、余裕があるのか、笑いに逃げたのか・・・・。
この後のツアーや、次作で、はっきりすると思う。次も7年待つのか??

なので、本作は頭でっかちにならずに、ただただ楽しむのが、正しい聴き方だと思う。
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by saka-zuu | 2004-08-23 23:27 | MUSIC