貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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BRUCE SPRINGSTEEN「BORN TO RUN」

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「明日なき暴走」と題された、ブルース・スプリングスティーンの3rdアルバム。
言うまでもなく、THE BOSSの大出世作である。

私自身として、リアルタイムで聴いたのは、「Born In The U.S.A.」からだが、それ以前にすでに彼のアルバムは聴いていた。最初に聴いたのは「Nebraska」だが、正直、あまりピンとこなかった。しかし、この「Born To Run」を聴いた時は、衝撃的だった。
ブルースの圧倒的な迫力のヴォーカルに、ダイナミックでそれでいて繊細な面もあるEストリート・バンドのバックが素晴らしかった。

「Thunder Road」の、印象的なイントロがこのアルバムの雰囲気を盛り上げ、タイトル曲の「Born To Run」でピークを迎える。最後は、「Jungleland」のドラマチックな展開で終わる。
ブルースは、これほど完璧なアルバムを作り上げ、さらにこの後も走り続ける。

ただ、「Tunnel Of Love」以降は、日本人の私にとって、ブルースは遠くに行ってしまう。
アメリカの現状を叙情詩として歌い上げる姿は、まさに「アメリカン・ヒーロー」であった。

しかし、それ以前のブルースの歌声は、全世界の若者へ、そして全ての労働者階級の人々に叫び続けていた。
「Born To Run」という言葉は、自分のために歌い続けているのだろう。そして、聴いた人全てが、この言葉を胸に人生を走り続けて欲しいと叫んでいるように聴こえる。
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by saka-zuu | 2004-08-22 21:01 | MUSIC