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貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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読売巨人軍オーナー渡辺氏辞任。

突然飛び込んできたビッグ・ニュース。
これまでの渡辺氏の発言などから、歓迎ムードが多いようだが、はたして全面的に歓迎すべきことであろうか?
球団社長やら、代表やら、副社長なんかも解任らしいが、この方達は飾りなんで、在庫一掃ってことでしょう。

渡辺氏の辞任理由は、スカウト活動での違反行為、ということらしいが、そんなことを信じる人はいないだろう。・・・そんなの、みんなわかってるよ。そんなこと言ったら、ほとんどのオーナーはクビだし、プロ野球界崩壊につながる。

今回の、渡辺氏の辞任によって、さらに事態は複雑になる。
なぜかというと、今までは、渡辺氏に「賛成」か、「反対」かの2者選択が決定条件だったのが、そうでなくなるからだ。
もちろん、今の2リーグだの1リーグだのと言った問題もそう。
一番の問題は、渡辺氏の強権を今まで黙ってみていたのを、いきなり選手会やら、オーナー会議やらが反論し出したこと。渡辺氏にしてみれば、「何を今さら・・・」という思いだったはず。「今まで何もしていないくせに・・・」「だったら、辞めるからあとは好きにしてくれ!!」ってことだろう。それだけの影響力と、実行力と、決定力(決断力)があったからだが。
渡辺氏以上に、プロ野球を知っている人物が今の関係者の中にいるのだろうか?

では、これからのプロ野球はどうなるのか?
もっとも影響力があると思われるのは、西武の堤オーナーか。20年もオーナー会議に出てこないふざけたオーナーだが、経済界などの影響力は大きい。
では、堤オーナーが主導権を握ればどうなるか?
間違いなく、来シーズンからは、1リーグ制である。渡辺氏よりも1リーグ制への思い入れは強い。なにしろ、今、パリーグの球団合併を最も推進している張本人なのだから。このままいけば、パ・リーグの近・オと、もう一つ(ダ・ロ?)の合併もあっけなく行われる可能性は高い。4球団になれば、いくら選手会がストライキをしようとも、2リーグ維持は困難になる。
かえって、事態は悪化したことになる。

まだまだ、情報が少ないので、なんとも言えないが、こう言う時にこそ力を発揮すべきなのがコミッショナーのはず。
ただ、今の「お飾り」コミッショナーでは、だめだろう。知らないんだろうね、自分がいかに大切な地位にいることが・・・。

困った事態になった。本当に。
by saka-zuu | 2004-08-13 17:57 | プロ野球