貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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JOHN COUGAR MELLENCAMP「UH-HUH」

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ジョン・クーガー・メレンキャンプの、1983年の作品。
前作「アメリカン・フール」が大ヒットし、グラミー賞を獲得した後の作品だけに、注目されて発売された。しかし、彼は、「スター」であることを拒否したかのように、非常に荒々しい作品を出してきた。それが本作である。
曲作りから、レコーディング終了まで、わずか16日。いくらでも贅沢な作業が出来る環境になったはずだが、あえて「自分勝手」に作品を作った。

全部で9曲。40分にも足らないアルバムになった。
邦題の「天使か悪魔か」は、ジャケットに天使が舞っているからか?・・・安易である。しかし、原題の「Uh-Huh」というのも、いい加減過ぎるが・・・・。

作品の制作過程を見れば、「やっつけ仕事」にも感じる。しかし、「クランブリン・ダウン」、「ピンク・ハウス」、「オーソリティ・ソング」、「ゴールデン・ゲイツ」など、名曲が並ぶ。その後の彼の方向性がここで確立されている。
音が歪んでいたり、なんとも雑な作りの作品である。
ただ成功に溺れず、権威に対して辛口な歌詞を並べる。そこに「スター」の面影は微塵もない。

この作品が、もしきれいに作り込まれた作品であれば、発表当時は、もっと売れただろう。しかし、結果としては、尻すぼみに消えて行ったのではないだろうか。
この後は、更に辛らつな作品を作り続ける。その一方で、「ファーム・エイド」などのチャリティイベントを積極的に進めるなど、自信の成功によって、少しでもアメリカの現状を知らしめようとしている。

こういう「生き方」もかっこいいと思う。
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by saka-zuu | 2004-08-12 13:01 | MUSIC