貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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「秋山幸二が見た!ベースボールのサムライたち」

6日の夜中に、元福岡ダイエーホークスの秋山幸二さんが、メジャーリーグを訪ねる番組があった。福岡RKB制作で、全国放送された。
秋山さんは、引退後、RKBで解説をされている。
今回は、イチロー、松井などが主役ではなく、マイナーリーグで格闘している選手や、レギュラー取りに必死な田口壮選手、今年、なかなか結果が出ない野茂投手を取り上げていた。また、日本人の審判がいることも取り上げられている。

印象に残った場面がいくつかある。
決して「成功」とは言えないマイナー選手の生活が描かれていた。1Aという、3軍での厳しい生活と、メジャーでの華やかではあるが、決して楽ではない生活。
ここで印象に残った言葉は、マイナーの監督が、メジャーリーグのことを、
「Big Leage!!」
と表現していたこと。
ここには、「Big Leage」が存在し、マイナーは、本当にハングリーに安い月給でプレイをしている。彼等は、実力で這い上がり、「Big Money」を勝ち取るのだ。

田口選手のインタビューを久しぶりに見た気がする。
日本では、好選手であったが、メジャーでは、苦戦している。日本人のメジャー流出が思ったより進んでいないのは、田口選手の苦悩があるような気がする。「あの田口でさえ苦しんでいる・・・」というのが、日本人野手にとって、脅威になっているのではないか。それだけ、メジャーは厳しいということ。
彼の言葉も印象に残った。なぜ、メジャー挑戦をしたのか、という質問に、
「ベースボールの生まれた国でプレイしたかった」
と、楽しそうに言っていた。それも、練習中にトレイシーラルーサ監督に隠れて、ベンチ裏で。

また、日本人の審判が2Aにいたことも、初めて知った。
日本では、身長制限と視力制限で能力に関係なく切られたので、アメリカに行ったということ。なぜ、身長が175CM以上いるのか?分からない。

そして、マイナー選手の取材が、同情を誘う作りになっていないことに好感が持てた。秋山さんの目も、真剣だった。選手に指導をする姿は、数年後に福岡○○(ダイエー?ロッテ??)ホークスで監督をやっている姿を想像させた。・・・というのは、あくまで私の希望だが。

最後に、野茂投手のインタビュー。
日本で、アマチュアチームを運営している。野球の底辺を広げようと言う姿勢は素晴らしい。
そして、近鉄・オリックスの合併問題について。野茂投手はいつもながら、語りが下手である。言いたいことは山のようにあるだろう。なかなかうまく表現できないのだろう。しかし、言葉の端々に怒りと、それを通り越したあきれが感じる。最も被害を受けるのが、ファンと、野球を愛する選手であることを訴えたいのだと思う。

それにしても、ここで出てきた人たちのなんと楽しそうなことか!!
マイナーで、苦しい生活の中でプレイする選手や審判でさえ、楽しそうだ。
そこには、野球を「PLAY」する原点がある。ファンの楽しみ方も尋常ではない。老若男女、全ての人が、等しく楽しんでいる。
「野球」は、いつから「ベースボール」の原点を忘れたのだろうか?
日本でも、こういう番組が出来る日はいつになるのだろうか?
もしかしたら、それが出来ないまま、プロ野球は崩壊してしまうのだろうか?

今、日本のプロ野球は岐路に立っている。もう一度、「ベースボール」の原点を見直すいい機会なのではないか、と見終わってから思った。
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by saka-zuu | 2004-08-07 15:03 | メジャーリーグ