貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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Herbie Hancock 『Flood: 洪水』

a0034589_15134679.jpg最近、JAZZを聴いている。
これまで、ロックを聴くのに手一杯で、他のジャンルに手が届かなかったのだが、『そろそろ、大人だし』というわけではないが、なんとなく軽く聴いてみようと思っただけで。

最初に手にしたのが、ハービー・ハンコックの『Flood: 洪水』。
・・・なぜ?と思われるだろうが。

まず、JAZZを聴くにあたって、困ったのが、どこから手をつけようか??ということ。
私に限らず、多くの方がまずこの難題にぶちあたると思われる。
しかも、ロックファンは、意外とひねくれているため(私だけ?)、なかなかJAZZに詳しいと思われる人に聞くことが出来ない。
内心『JAZZってどんなだろう・・・、聴いてみたいけど』と思っていても、外向きに『やっぱロックだよな!!!』と叫んでいる手前、なかなか素直になれなかったりするのだ。
そう考えてみると、本来”革新的”と言われるロックを聴く側が、意外と”保守的”だったりするのかもしれない。

ということで、JAZZへの入り口である。
まず、知っている名前を頭に浮かべてみると、このハービー、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、え〜っと、他は・・・・。
この中で、アーチスト名と曲名が一致した上で聴いた覚えがあるのが、ハービーしかいなかった、という哀しい現実を踏まえた結果が、このアルバムであった。
・・・と言っても、ハービーの曲で知っていたのは、『ROCKIT』だけなんだけど。

ロックの聴き始めは、ラジオからなのだが、JAZZの聴き始めはそういう経緯である。
では、聴くアーチストは決まったとして、次は作品である。
CD屋に行くと、JAZZのCDをそこそこの枚数を揃えている所から、申し訳程度にしか置いていない所まで、様々。
え〜い、ネットで調べてしまえ〜、と言うことで、私的に最もテンションの高そうなアルバムが、これであった。

不思議に思ったのが、ハービーは別としても、やたらとライヴ盤が多いこと。
ロックを聴いていると、ライヴ盤とスタジオ盤は、全く別もの扱いが普通である(私だけかもしれないが)。
今では、スタジオ盤をリリースして、ライヴツアーに出て、それをCD化するのが常識になっている。
JAZZ特有(?)のインプロビゼーション(即興演奏)が主役なんだろうが。

この『Flood: 洪水』を何度も聴いて、素直に「凄い!」と思う。
日本のみのリリースだと言うことだが、・・・全世界の人に聴かせようよ!!
今見てみれば、彼のソロとしては、ベストメンバーによるベスト選曲ライヴである。
どの曲も、どこかで聴いたことがあるような名曲揃いだし、先述のように、圧倒的にハイテンションだ。
聴き込むごとに、ぐいぐいと引き込まれる。
そんなアルバムに、最初に出会えてよかったと、心から思う。

JAZZライヴの良さは、曲そのものもさることながら、その時にしか聴けない即興の素晴らしさも堪能できることであり、それはスタジオで計算づくでは生まれない、奇跡の瞬間を味わえることにあると、勝手に思ってしまった。
あ〜、ライヴが見たい。
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by saka-zuu | 2008-05-10 15:45 | MUSIC