貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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Joe Jackson『Body And Soul』

a0034589_17192675.jpgゴールデンウィークは、家にいて、掃除をしたり、洗濯をしたり、亀の世話(水槽洗うだけだけど)をしたり、世間の浮かれ具合とは全くかけ離れた、地に足をつけた毎日を送っている。
出かける予定もないし、CDでも聴いてよう。

ジョー・ジャクソンという人をご存知だろうか?
アメリカやイギリスに行けば、あまりにも普通な名前のアーチストだが、彼の作る音楽は、全く”普通”ではない。
デビューアルバムの『LOOK SHARP!』は、パンク/ニューウェーブの頃に出たので、かなりロック色の強いアルバムであったし、その後のアルバムも、ジャズ、ファンク、レゲエなどを取り入れたバラエティに富んだものである。
とまあ、いい書き方をすればこうだが、出てくるアルバムが、毎回色合いが異なっているので、実につかみ所がない。
かといってそれらがクオリティ的に低ければ、ばっさり切り捨てられるのだが、恐ろしくクオリティの高いものであるので、始末が悪い。
例えば、毎回聴く方の期待を裏切らず、欲しているものをきっちり作ってくれるアーチストであれば、その日一日そのアーチストを聴いていれば、私は幸せなのだ。
しかし、これだけ趣の違うアルバムを、連続性なく作られると、聴いていて『一日ジョー・ジャクソン』、という気分にならない。
逆に、『毎日ジョー・ジャクソン』になってしまって、それはそれで困りものである。

そんなジョー・ジャクソンの、通算6枚目のアルバムが『Body And Soul』である。
発表されたのが1984年で、私が一番音楽をよく聴いていた時期である。
彼のアルバムとしては、前作の『Night & Day』の次に聴いたのだが、出色なのは、シングルヒットした『You Can't Get What You Want (Till You Know What You Want) 』と、『Happy Ending』の2曲。
毎回色合いが違うと書いたが、このアルバムは前作のイメージを踏襲し、ホーンをかなりフューチャーし、さらに洗練させた作りになっている。
そういう意味では、前作と本作は彼の歴史の中では、唯一連続性のある作品といえる。
ソニー・ロリンズのパロディのジャケットもいい。
夜、一人でスコッチ片手に聴くのも良し、雰囲気のいいBARで、グラス片手に飲むも良し。
私には、あまり縁のないシチュエーションだけれど・・・・。
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by saka-zuu | 2008-05-04 17:48 | MUSIC