貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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F1 LEGENDS CSフジテレビ721

今年のF1シーズンが閉幕し、CSフジテレビ721で、うれしい企画が始まった。
毎週土曜日に、現存する’81、’82年のグランプリの中から、厳選した16戦を放送してくれる。
その第1回目は、’81年第2戦、ブラジルグランプリ。
個人的には、小学校低学年で、スーパーカーブームの洗礼を受けたが、この頃にはブームも終わり、なかなか情報を得られなかった。
ブーム当時の一番人気は、ランボルギーニ・カウンタックであったが、ひねくれものの私は、あくまでもフェラーリ派であった。
そのため、単にスーパーカーだけでなく、F1にも多いに興味を持っていて、ニキ・ラウダ、クレイ・レガッツォーニ、カルロス・ロイテマン、ジル・ビルニューブと言ったフェラーリ・ドライバーに憧れていた。
当然、ライバルであるロータスのマリオ・アンドレッティ、ロニー・ピーターソンらも注目していた。

このグランプリのあった、’81年当時、情報は雑誌のみ。
今のように、インターネットもないし、テレビ中継も’87年まで待たなければいけなかった。
その後、ビデオなどで一部の映像を見ることができたが、今回の企画のように、レースを最初からノーカットで最後まで見る機会はなかった。

この中継の映像は、私にとっては本当に”伝説”である。
現在も活躍するチームの、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンなどのマシンもあるし、残念ながら消えていったロータス、ティレル、ブラバム、リジェと言った、懐かしい名前もある。
アルファロメオが、マクラーレンと同じ、マールボロカラーであったのも、面白い。
ルノーの名前もあるが、今のルノーはこの頃のチームの”直系”ではなく、この年にデビューする、トールマンというチームの系統にあたる。
トールマンは、後にアイルトン・セナをグランプリに送り出すチームであるが、後年、スポンサーになったベネトンに買い取られ、現在のルノーに至る。
また、ドライバーも、実に素晴らしいメンバーだ。
日本で中継が始まった’87年以降も活躍していた、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、リカルド・パトレーゼ、アンドレア・デ・チェザリスがグリッドに並ぶ。
個人的には、大好きなエリオ・デ・アンジェリス、パトリック・タンベイなどの名前がうれしい。
レースは、ネルソン・ピケがポールからスタートするが、リタイヤ。
ウィリアムズのカルロス・ロイテマンが優勝し、2位にはアラン・ジョーンズが入り、ウィリアムズの1、2フィニッシュ。
ただし、エースドライバーを自負していたジョーンズが、ロイテマンが勝ちを譲らなかったことに気を悪くして、表彰台をボイコットする”オチ”がついた。
解説でお話をされていた津川さんが、当時在籍されていたエンサインのマーク・スレールの走りを、さかんの褒めていた。
エンサインという、弱小チームとしては、この4位という成績はとんでもない記録であるが、この頃のグランプリには、今のようにシステマチックではない、楽しみがあった。
この年、全15戦で優勝者が7人、翌年は、全16戦で11人もの優勝者が出ている。
絶対的な強さを持つチームとドライバーがいる、現在のグランプリもそれはそれで面白いが、このころの誰にでもチャンスがあるというのも、また面白い。

懐かしいドライバーばかりが出てくるが、この映像は実に新鮮だ。
テレビ放映が始まった’87年以降、脇役ドライバーにも目を向けているが、これから毎週放映されるこの番組で、また面白いドライバーを発見出来る楽しみが出来た。
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by saka-zuu | 2005-10-29 16:43 | F1