貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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F1 中国GPと、今年の総括。

史上初の全19戦のグランプリシーズンが、幕を閉じた。
ドライバーズタイトルは、史上最年少のルノーのフェルナンド・アロンソが獲得。
後半は、圧倒的なスピードに勝るマクラーレン勢に押されていたが、マクラーレンの信頼性のなさと、キミ・ライコネン、ファン・パブロ・モントーヤ両ドライバーにポイントが分散し、結果、アロンソが逃げ切ることができた。
それでも、最終戦ではアロンソがライコネンを退けて、堂々と優勝を飾り、貫禄を見せつけた。
その結果、マクラーレン有利と思われたコンストラクターズタイトルも、ルノーがチームとしては初のタイトルを奪った。

今年、注目された佐藤琢磨は、最後までいい所がなかった。
ここまでたったの1ポイントで、チームの失格もあったが、自身の危険な行為でのペナルティを2度も受け、信頼を失ったシーズンになった。
このレースでも、スタートでフライングという、信じられないミスをおかし、中盤ではポイント圏内を走るが、マシンが壊れて止まってしまう。
結果的に、最後の10戦連続で入賞したチームメイトのジェイソン・バトンとの差は大きく開き、来年のオールホンダチームから、はじき出されてしまった。
来年は、新興チームでの参戦が有力であるが、今年のパフォーマンスを見る限り、大きな期待は出来ないであろうし、個人的にもしないであろう。

私にとって、このレースでの”有終の美”は、ルノーでも、アロンソでもなく、レッドブルのクリスチャン・クリエンだ。
昨年から、なかなか活躍出来ないが、随所に光る部分を見せ、注目していた。
今年は、時にチームメイトのデヴィッド・クルサードを凌ぐスピードを見せたりして、最終的にポイントでは負けたが最終戦で5位という自己最高位を得た。
来年も、レッドブルでの出走が濃厚で、最悪でもミナルディから変わるレッドブルのセカンドチームでは出られるであろう。
このまま出走し続けて、いつか花を咲かせてくれる日を楽しみにしている。

今シーズン終了時点で、来シーズンのチーム編成ががらっと変わることになった。
BARホンダが、ホンダの単独になり、ザウバーもBMWの単独チーム、ミナルディはレッドブルのセカンドチームになり、ジョーダンはミッドランドとなる。

BARというチームは、既にほとんどがホンダの手によって作られたマシンであったので、不思議はないが、オールホンダになるのは最初の参戦以来になる。
このタイミングで日本人ドライバーがいなくなるのは寂しいが、ホンダにしてみれば、佐藤琢磨では優勝戦線に殴り込みをかけるのは不可能という、正しい判断を下した結果であろう。

ザウバーがBMWというのは、私の年代のファンにとっては不思議な感じがすることだろう。
ザウバーは、残念ながらF1では大きな成功を得られなかったが、F1参戦以前は、ル・マンなどで大活躍していた。
その頃のエンジンサプライヤーは、メルセデス・ベンツで、”ザウバー・メルセデス”は唯一無二の名門であった。
それが、ライバルのBMWとなるのは、時代の流れだろうか。
今年のBMWエンジンはウィリアムズと組んだが、近年にない凡走が多く、モチベーションは明らかに低かったように見えた。
来年は、オールBMWということで、そうとう力を入れてくるのは間違いない。

参戦以来、弱小ながらその後に活躍するドライバーを排出してきたミナルディの名前が、ついに消える。
今年のチャンピオンのアロンソやマーク・ウェーバーも、最初はミナルディの遅いマシンで格闘し、才能を磨いて行った。
これだけ長い間、低迷し続けながら、21年間も参戦を続けたジャンカルロ・ミナルディに拍手を贈りたい。

既にミッドランドが主導権を握っていたジョーダンが、来年から正式にミッドランドとなる。
英国F2で活躍していた”金の亡者”、エディ・ジョーダンが参戦してきてから15年。
当時のスポンサーであった『7-UP』カラーのマシンは、美しかった。
このチームも、規模の問題もあったが、多分オーナーの”せこさ”からトップチームに駆け上がることは出来なかった。
しかし、驚きのデビューを飾ったミハエル・シューマッハ、ルーベンス・バリチェロ、ラルフ・シューマッハ、佐藤琢磨、ジャンカルロ・フィジケラ、ヤルノ・トゥルーリと書き出したらきりがないくらいの名(迷)ドライバーを排出した。
来年、突然強くなることはないだろうが、ドライバーの登竜門的チームとして、まだまだ頑張って欲しい。

長いようで短いF1のシーズンが、今年も終わった。
なんだかんだ言っても、結構楽しませてもらった。
最近、時の流れが早く感じるのは、年のせいかもしれないが、同じ年齢のミハエル・シューマッハは、まだまだ高いモチベーションで現役を続けることになった。
彼が引退したら、全てのF1ドライバーが年下なんて、・・・私もがんばろう〜っと!!
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by saka-zuu | 2005-10-17 21:11 | F1