貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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最高と最悪が交錯した日本GP

予選はウェット路面が波乱を生み、日本勢に味方した。
レース当日は、晴天に恵まれ、後方に沈んだ有力所の巻き返しが期待できた。
史上初の日本GPの、地上波生中継ということであったが、いつものように幼稚な地上波を見ることなく、CSを見る。
土屋圭一はいらないと思ったが、まあ地上波のタレント軍団よりは、ましか・・・・。

スタートで、レッドブルのデヴィッド・クルサードが、ポジションを大きく上げる。
注目の佐藤琢磨は、同じレッドブルのクリスチャン・クリエンとサイド・バイ・サイドの争いから、1コーナーでアウトに膨らみ、コースオフ。
そこに、フェラーリのルーベンス・バリチェロが横切り、フロントウィングを踏まれてしまい、せっかくの5番手スタートをふいにしてしまう。
その後、セイフティカーが入り、追い上げのチャンスを残すが、トヨタのヤルノ・トゥルーリをシケインで押し出し、リタイヤに追い込むなど、散々な出来で、13位フィニッシュ。
しかも、このクラッシュの戦犯として、レースのリザルトを無効にされてしまう。
気がつけば、琢磨の後ろにはジューダン、ミナルディしかいない、・・・これが今の琢磨の実力と言えば、それまでであろう。
佐藤琢磨に期待をして、裏切られるのはいつものことであるが、最近は”危険なドライバー”というイメージがつき始めた。
よく言えば、”ナイジェル・マンセル風”、悪く言えば、”アンドレア・デ・チェザリス風”と言った所か。
来シーズンは、新規参戦チームからオファーが来ているらしいが、日本人としては、出て欲しい気持ちもあるが、いちF1ファンとしては、『グランプリにはいらない』という思いもないことはない。
あまりにも最悪の結果に、あきれかえっている。
せめて、上海ではきれいに走って、いい結果を出して欲しい。

しかし、レースそのものは最高のパフォーマンスが繰り広げられた。
14番手スタートのミハエル・シューマッハ、16番手スタートのフェルナンド・アロンソという、新旧のチャンピオンが、し烈な心理戦をみせ、新チャンピオンが2度のパッシングを決める。
特に1度目、130Rで見せたパッシングは圧巻で、今年のチャンピオンシップ獲得が、単にマシンの性能に助けられたものでないことを、強烈にアピールした。
また、17番手スタートのキミ・ライコネンは2人のチャンピオンを凌駕し、次元の違う走りで最終ラップにジャンカルロ・フィジケラを抜き去り、優勝してしまう。
この3人の戦いは、今シーズン、いや近年最高のパフォーマンスであると思う。
マシン性能が大きく左右されるF1の世界であるが、それを操るドライバーの重要性を、あらためて証明した。

期待された日本勢は、結局苦戦してしまった。
BARホンダは、佐藤琢磨は前述のように、最悪の結果で、CSで川井ちゃんがしきりに1ストップと叫んでいたジェンソン・バトンは、結局最初のピットストップでミスがあり、2ストップであったために、5位とは言え、最高の結果とは言えなかった。
ポールポジションからスタートのトヨタのラルフ・シューマッハは、セイフティカーが入ったため、作戦が台無しになり、物足りない8位フィニッシュ。
ヤルノ・トゥルーリは、佐藤琢磨に押し出され、レース後、琢磨を非難しまくっている。
ブリヂストン勢は、7位のミハエル・シューマッハが唯一の入賞。

総括としては、実に楽しいバトルが展開され、今年のベストレースと言ってもいい内容であった。
コンストラクターズポイントは、ルノーが逆転したが、2ポイント差はないも同然。
まだまだ楽しみは続く。
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by saka-zuu | 2005-10-09 22:30 | F1