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貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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JOURNEY 『FRONTIERS』

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1983年発表の、ジャーニーの8作目(そんなに出してたか?)。
前作『ESCAPE』が大ヒットした後だけに、バンドとして、最も勢いがあった時期の作品と言えるだろう。
個人的にも、最も良く聴いたアルバムであるし、最も好きなアルバムでもある。

このアルバムからのシングル第1弾で、オープニングを飾る『SEPARATE WAYS』の格好良さは、格別だ!
イントロから、「これでもか!!」とでも言いたげな過剰なアレンジが炸裂するが、それがおおげさでなく、当たり前と思えるのが、ジャーニーの良さ。
前作から加入した、キーボードのジョナサン・ケインの影響が大きいのだろう。
単なるハードロックでもなければ、シンセサイザー中心のポップロックでもない、ジャーニー独特の世界が、このアルバムには広がっている。
また、前作の『OPEN ARMS』のヒットで気を良くしたのか、このアルバムでも『FAITHFULLY』という、名バラードが入っていて、ファンの期待を裏切らない。
もちろん、『SEND HER MY LOVE』のような、美しいメロディを持った曲もあるし、『CHAIN REACTION』や、『EDGE OF THE BLADE』のような、ハードな曲も聞き逃せない。
個人的には、ラストの『FRONTIERS』から、『RUBICON』への流れが絶妙で心地いい。

この後、ヴォーカルのスティーヴ・ペリーがソロ・アルバムを出したりして、バンドは一時期活動を休止してしまう。
復活したジャーニーは、このころの勢いを取り戻せずに、いまや”懐メロバンド”と化してしまった。
この間の来日公演は、スティーヴ・ペリー抜きという、悲惨なものだったらしいが、いつか、この頃のメンバーで来日してくれたら、きっと足を運ぶことだろう。
一緒に歌うよ、「せんど、は〜、まいらあ〜〜ゔ」って。
by saka-zuu | 2005-05-06 23:59 | MUSIC