貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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THOMAS DOLBY 『THE GOLDEN AGE OF WIRELESS』

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1982年発表の、トーマス・ドルビーのデビュー・アルバム。
邦題は、『光と物体』という???なもの。
当時、彼の12インチシングルを集めたミニアルバムも『動くサイエンス』という、よくわからない邦題を付けられていたと思う。

サウンド的には、”テクノ”と言うのかもしれないが、独自の雰囲気を醸し出している。
『AIRWAVES』や、『EUROPA AND THE PIRATE WTINS』など、メロディアスで美しい曲もいいが、やはり彼の代表曲は『SHE BLINDED ME WITH SCIENCE(彼女はサイエンス)』だろう。
・・・誰だ?こんな邦題を付けたのは。
この曲は、ダンス・トラックとして注目され、日本でも紹介されて知ったのだが、かなり異色だ。
このアルバムには、矢野顕子さんも参加しているが、彼自身の方向性としては、坂本龍一さんや、当時のY.M.O.に近いものであったのかもしれない。
現に、このアルバムのしばらく後に、教授と『FIELDWORK』という曲で、競演している。
彼自身の成功が、ダンス・トラックのヒットから生まれたものなので、彼本来の指向とは違うファンがついてしまったために、ずいぶんと損をしているかもしれない。

その後、数枚のアルバムを出しているが、どこかふっきれていない印象を受ける。
しかし、彼の本質は、単なるサウンド・クリエイターではなく、メロディメーカーである。
全編にわたって、曲の素晴らしさが感じ取れる、実は名曲ぞろいのアルバムである。
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by saka-zuu | 2005-04-27 22:18 | MUSIC