貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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JERRY CANTRELL 『DEGRADATION TRIP VOLUMES 1 & 2』

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2002年発表の、元アリス・イン・チェインズのギタリスト、ジェリー・カントレルのセカンド・ソロ・アルバム『DEGRADATION TRIP』の完全盤。
もともと、2枚組として作成された本作であるが、レコード会社の都合でまず”ダイジェスト盤”とも言うべき1枚が発売され、しばらく経ってからこの”完全盤”が限定盤という形で発売された。

このアルバムが発表された時期が微妙。
アルバム完成時点では、レイン・ステイリーは生きていて、あくまでも”アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレル”だったのだが、発売直前にレインの死亡が確認され、このアルバムの意味合いが変わってしまった。

アリス・イン・チェインズに於けるレイン・ステイリーの存在は、絶対的ではあったが、曲やサウンドに関しての主導権を握っていたのは、明らかにジェリー・カントレルであった。
ソロ1作目では、アリス・イン・チェインズとは、違うものを意識的に作っていた節があるが、本作は彼自身のサウンドを追求した結果、アリス・イン・チェインズにかなり近い仕上がりになっている。
ただし、重く暗い雰囲気は変わらないが、『SPIDERBITE』や、『LOCKED ON』のように、ポップとまでは言わないが、ドラマチックな展開の曲なども、収録されている。

最初に発売された1枚ものも、”入門盤”としては悪くはないが、やはり”完全盤”の出来が素晴らしい。
決して、ボーナストラック的に曲を増やしたものでなく、本来の形と考えると、”完全盤”を限定盤としたのは、明らかにレコード会社のミステイクだ。
”完全盤”でしか聴けない11曲が、このまま葬り去られてしまうのは、実に惜しい気がする。
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by saka-zuu | 2005-04-22 20:47 | MUSIC