貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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METALLICA 『RELOAD』

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1997年発表の、メタリカの7作目。
前作『LOAD』と同時進行、というより、もともと2枚組の予定が2枚に分けられたもので、両作は双子のようなものと言われる。
ただし、同時進行とは言っても、前作を完成させてから、時間をおいてこのアルバムが仕上げられている。
さしずめ、性格の異なる”二卵生双生児”と言った所か。

前作で、メタリカの音楽として完成を見たからか、このアルバムはかなり凶暴な仕上がりを見せる。
オープニングの『FUEL』からして、それまで様々なアイデアで盛り上げて来たイントロを捨て、ジェイムズのヴォーカルから入る。
速く、激しく、荒々しい曲が続く。
その中で、『THE UNFORGIVEN Ⅱ』という、あの名曲の続編といわれる曲がアクセントになる。
この曲は、決して意識して続編を作ったわけではなく、気付いてたら似ていた、というのは正直彼らの”成長力”が弱まって来た証とも思えるが、出来上がった曲は、間違いなく名曲である。
個人的には、このアルバムの中では小品っぽい『BAD SEED』がお気に入りだが、アルバム全体から受けるエネルギーは、前作を遥かに上回っている。
このアルバムで感じるのは「メタリカがメタリカを壊し始めた」かもしれない、ということであった。

この後に行われた『POOR RETOURING ME 97-98』で、初めて彼らを見たが、そのパワーたるや、凄まじかった。
お世辞にも金の掛かったセットとは言えなかったが、本国アメリカでは、スタジアムでしか見れないライヴを、福岡国際センターのような小さな会場で見れたのは、ラッキーだった。
そこで見れたメタリカは、このアルバムの持っている攻撃性を、確実に再現することが出来ていて、”完成された”メタリカではなかった。
まだまだ、メタリカは戦い続ける、と言う叫びが聞こえたのは、私だけではないだろう。
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by saka-zuu | 2005-03-24 21:25 | MUSIC