貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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METALLICA 『RIDE THE LIGHTNING』

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1984年発表の、メタリカの2作目。
一昨年の来日公演のさいたまスーパーアリーナのオープニングが、このアルバムの1曲目の『FIGHT FIRE WITH FIRE』であった。
オールスタンディングで行われたこのライヴは、開始が1時間程!!遅れたことを除いては、内容、音質など、今まで見たライヴの中でも、ベスト5に入る素晴らしいものであった。

発売当時に買ったわけではないので、1作目からの状況が正確には掴めないが、このアルバムによって、(前期?)メタリカの個性が構築されたという気がする。
それは、’70年代のレッド・ゼッペリンやディープ・パープルといったハードロックや、イエスやピンク・フロイドなどのプログレッシブ・ロックの持っていた”大作主義”が、過去の遺物と言われ、ハードロック、ヘヴィーメタル・バンドでさえ、4〜5分のヒット曲を作ることを余儀なくされていた’80年代に、違った形での”大作”を持ち込んだことだった。
メタリカの作り上げる”大作”は、派手なシンセサイザーなどを使わずに、流れの中でギター、ベース、ドラムス、ヴォーカルの各パートが組み合わされた結果、”大作”になった。
それぞれのソロが入る、”必要性”があっただけで、故意に長ったらしい曲を作ったわけではない。
ライヴでの定番の名曲『CREEPING DEATH』や、『FADE TO BLACK』でのドラマチックな展開が、それを証明している。
また、このアルバム最長の8分52秒にわたる『THE CALL OF KTULU』のように、あえてインストゥルメンタルにすることで、楽器を鳴らす喜びだけではない、”表現欲”が見て取れる。

このアルバムをリアルタイムで聴いた訳ではない。
もし、当時16歳(!)の私が、この凄まじいエネルギーの塊を手にして、幾ばくかの影響を受けていたら・・・・。
少し、違った音楽感を持ったかもしれない、というくらい強烈な作品である。
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by saka-zuu | 2005-03-15 20:36 | MUSIC