貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

METALLICA 『MASTER OF PUPPETS』

a0034589_1847695.jpg
邦題が『メタル・マスター』と名付けられた、1986年発売の、メタリカの3rdアルバム。
一昨年に来日した時に、代々木体育館とさいたまスーパーアリーナに行ったのだが、代々木体育館でのオープニングがこのアルバムの『BATTERY』で、次も同じく『MASTER OF PUPPETS』であった。
その後は、・・・よく憶えていないが、代々木体育館は音が悪かったのは記憶している。

正直に言うと、メタリカを聴き始めたのは、このアルバムからで、それも発売されてからずいぶん時間が経ってから買ったと記憶している。
なので、全くミーハーなファンなのだが、このアルバム以前は、全く私の琴線に触れないバンドだった。
では、なぜこのアルバムを買ったかと言うと、・・・単なる気まぐれだった。
当時のヘヴィーメタルと言われたバンドのアルバムは、日本では”悪魔の〜〜”とか、”鋼鉄の〜〜”とか、全く内容の本質を表さないタイトルを付けられ、一般人を拒絶する雰囲気を醸し出していた。
現に、アイアン・メイデンとか、AC/DCとか、ジューダス・プリーストとか、”うるさいバンド”というレッテルを貼られて、音楽性を評価される以前に、ラジオやテレビから排除されたバンドがいくつもあった。

この頃のメタリカも、もしかしたらそんな評価をされていたのかもしれないが、ちょっとした好奇心で購入したのが、大成功だった。
抜群のテクニックに裏付けされた、スピード感が高揚感を誘い、アドレナリンが吹き出す!
そこには、”悪魔”も”化け物”も存在せず、”スラッシュメタル”という陳腐な言葉を超えた、素晴らしく、荒々しい音楽があった。
『BATTERY』や『DISPOSABLE HEROES』のような、スピード感溢れる硬質な曲から、ドラマチックな展開を魅せる『MASTER OF PUPPETS』が、メタリカらしさの象徴だが、このアルバムでは、インストゥルメンタルの『ORION』が、彼らの高い音楽性を垣間見せる。

彼らが”スラッシュメタル”という風に言われるのは、おそらくこのアルバムまで(ひょっとしたら、次作まで?)であろう。
結果的に、彼らは”スラッシュメタル”を捨てたことで、世界的なバンドになり、”スラッシュメタル”というジャンルは再び、アンダーグラウンドに消えていった・・・・。
[PR]
by saka-zuu | 2005-03-14 19:28 | MUSIC