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貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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岡部幸雄騎手引退。

今週、岡部幸雄騎手の引退が発表された。
ここ数年、体調不良などもあり、勝ち星も少なくなり、騎乗機会も減ってきていたので、そろそろ潮時と感じていた。
正直言うと、”生涯一騎手”の考えで、引退後の調教師転向などを考えてなかったがために、タイミングを失った気がする。
通算3000勝という節目が間近であり、続けていれば、今年、来年中には達成は可能であっただろう。
しかし、その自分の記録のために、騎乗を依頼してくれる馬主や調教師の期待を裏切る”負け”を喫するのを、彼のプライドが許さなかったのだろう。
岡部幸雄騎手引退。_a0034589_21225168.gif
個人的には、重要なレースでは、”岡部外し”の馬券を狙って、ずいぶん痛い目にあった。
最も印象に残っているのは、3歳(当時4歳表記)時のオグリキャップの有馬記念。
競馬を始めたばかりで、私が初めて追いかけていたタマモクロスを”負かせた”レースだ。
『芦毛の怪物』対決で、実力的には、タマモクロスが上であったと、今でも思っているが、それを騎乗技術で敗ってしまった岡部騎手には恐れ入った。
もちろん、これは私の思い込みかもしれないが、その前の天皇賞・秋、ジャパンカップと何度も見比べたが、この有馬記念で、河内騎手から乗り換わった岡部騎手の、”戦略”ともいうべき騎乗で、競馬での騎手の重要性を思い知らされた。
もちろん、タイキブリザードの安田記念など、どうしても外せない場合もあったが、そう言う時は、必ず連対してくれる信頼感もあったが。

唯一の心残りは、今年開業した河内調教師の管理馬による、岡部騎手のG1制覇が見られないこと。
”河内調教師がアグネス●△▲で、初G1制覇!!鞍上には岡部騎手がぁ〜〜〜〜!”
ってのが、最後の花道になれば、最高だったのだが・・・・。

ついでに、あすの中山牝馬ステークス(G3)の予想は、
ウィングレットを頭に、ユキノスイートピー、ジョリーダンス、メイショウオスカル、オルレアンにワイドで流す。
by saka-zuu | 2005-03-11 21:00 | 競馬