貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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SIGUE SIGUE SPUTNIK 『FLAUNT IT』

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1986年発売の、ジグ・ジグ・スパトニックのデビュー・アルバム。
ふとしたことから、『世界で最も馬鹿なバンド』は何か?という疑問が浮かんで、思いついたのが、このバンド。
単に、馬鹿なだけではなくて、抜群のテクニックがある所が大好きである!

とにかく、世間をなめまくっている。
ジャケットからして、”暴愛への賛歌”とか”見せびらかしましょう”とか”最高級デラックス商品”とか、変な日本語が書かれていて、どう考えてもネジが数本足りない。
”皆様の夢をかなえましょう”って、いんちきな占い師か!!
はっきり覚えてないが、当時の契約金が数億円だったとか、笑える話題が多かった。

シングル曲の『ラヴ・ミサイルF1-11』でも、日本語で

♪過激な暴力
♪食べ物はおいしい 
♪水をのんではいけません 
♪夢を見ることはよい 
♪明日またお会いしましょう


とか、いきなり台詞が出てくるが、・・・なんのこっちゃよくわからん。

彼らの場合、”天才と馬鹿は紙一重”と言うより、”天才と馬鹿が仲良く同居”という感じか?
サウンドは、パンク、ハードロック、テクノなどをごちゃまぜにしたような、と言えばよけいに分かりにくい・・・・。
曲のタイトルも、T・REXとか、ピストルズとかのパクリが多く、馬鹿丸出し。
ベートーベンの”運命”まで、サンプリングして、笑いに変えてしまう。
しかし、そういう馬鹿丸出しの音が、病み付きになってしまう。
中心になっているのが、元ジェネレーションXのトニー・ジェイムズなので、”やれば出来る”連中なのである。
馬鹿な歌や見た目でも、これだけ聴かせれるのは、彼らのテクニックが一流で、所々にその片鱗が見え隠れして、実はすごくクオリティの高いアルバムになっているからだ。

結局、この後すぐに解散してしまったが、10年くらい前に再結成されている。
だが、そこには”馬鹿な”ジグ・ジグ・スパトニックはいなくなっていた。
それは、ミュージシャンとしては正しい形なのだろうが、個人的には残念でしかたなかった・・・・。
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by saka-zuu | 2005-03-04 23:25 | MUSIC