貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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THE BEATLES 『LET IT BE』&『LET IT BE...NAKED』

まだまだ、スーパーボウルの余韻が残っている・・・・。
ハーフタイムショーでポール・マッカートニーが演奏した4曲の中から、「GET BACK」が収録されている『LET IT BE』と『LET IT BE...NAKED』。


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1970年発表で、事実上、ビートルズのラストアルバムということになっている。
曲そのものは、”GET BACK”セッションとして、メンバー4人が集まって行われた。
しかし、フィルムスタッフまで招き入れた入魂のセッションは、4人の確執を深めただけで、完結することなく、曲のマテリアルは放置されていた。
そのマスターテープをまとめあげて、アルバムにしたのが、”音の壁”を築き上げていた名プロデューサー、フィル・スペクター。
しかしメンバーは、当初の”原点回帰”とは程遠い出来に不満をぶちまけた。
彼らにとっては、過剰なアレンジや、14人のコーラス隊は、我慢できないものだったのかもしれないが・・・・。

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それから23年後の2003年に、”裸の”『LET IT BE』が発表される。
”原点回帰”という、元々のコンセプトが体現出来る、シンプルなサウンドが、新鮮だ。
曲順も変えられ、「DIG IT」、「MAGGIE MAE」がはずされ、「DON'T LET ME DOWN」が収録されている。
個人的には、この”並び”のほうがしっくりくる気がする。
もとの『LET IT BE』が映画のサウンドトラックを意識したのか、途中に会話が入れられて曲間を埋めてしまっていたが、これも省かれていて、分かり易くなっている。
また、音も技術の粋が集められ、クリアになっていて、すぐそこにメンバーがいるような臨場感がある。
まさにデビュー当時のような、原音を重視した瑞々しいサウンドを聴くことが出来る。

私の車のCDチェンジャーには、『...NAKED』、『LET IT BE』を連続して収録し、『GET BACK』で始まり『GET BACK』で始まるというCD-Rが入っている。
あえてどちらが、と言えば、私は『...NAKED』を選ぶ。
それは、どちらが自然か??ということである。
特に、ジョージの切ないヴォーカルが魅力的な、「I ME MINE」は、『...NAKED』のほうが数段いい。
フィル・スペクターの作った音もいいが、シンプルだからこそメンバーの個性が生きている『...NAKED』のほうが、ビートルズらしい気がするから。

しかし、一番気になるのは、ジョン・レノンがどのアレンジでも納得しなかった「ACROSS THE UNIVERSE」。
果たして、この『...NAKED』のアレンジは、納得してくれただろうか?
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by saka-zuu | 2005-02-11 00:36 | MUSIC