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貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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NFL ディビジョナルプレイオフ 『IND@NE』

今シーズンの開幕カードも、インディアナポリス@ニューイングランドであった。
この時点では、前年のAFCのチャンピオンシップの再戦であり、もしかしたら、今シーズンも同じくチャンピオンシップでの対戦が予想された好カードであった。
昨シーズンのチャンピオンシップは14−24、今シーズンの開幕戦は27−24で、共にニューイングランドが勝利。
どちらも、ニューイングランドのディフェンスが、インディアナポリスのハイパーオフェンスを粉砕。
今シーズンは、ピッツバーグが驚きの勝率でAFC第1シードをさらって行ったため、ディビジョナルプレイオフでの戦いとなった。

インディアナポリス・コルツ 3-20 ニューイングランド・ペイトリオッツ

・・・信じられない、というのがインディアナポリスのファンの印象だろう。
確かに敗戦は耐えられない屈辱だが、それ以上に”あの”インディアナポリスが0TDに終わったのである。
今日のジレットスタジアムの気温は、マイナス2度、体感温度はマイナス6度で、雪と風の中のキックオフ。
前半は、どちらもTDが奪えず、フィールドゴールの得点のみ。
ロースコアゲームになれば、ディフェンスの強いニューイングランドが圧倒的に有利であった。
ニューイングランドQBブレイディは、いつもながらのステディなプレイぶりで、144ヤード、1TD、0インターセプト。
10人のバックス、レシーバーに投げ分け、ラン中心のオフェンスを展開し、ただでさえ弱いインディアナポリスのディフェンスを翻弄する。
今シーズン加入後、最大の武器となったRBディロンは、23回のキャリーで144ヤードを獲得。
RBケビン・フォークも56ヤードを走った。
得意のハイパーオフェンスを雪と風に封じられたインディアナポリスQBマニングは、238ヤード、0TD、1インタセプトはシーズン中最悪の結果だった。
肝心のランもRBジェームズが39ヤードに止められては、打つ手がない。

このままインディアナポリスは、プレイオフ常連チームで終わってしまうのだろうか?
HCダンジーは、ディフェンス強化のために連れてこられた切り札だったはずだが、全く進歩していない。
確かにオフェンスはリーグ最強と言ってもいいが、”水物”という一面もある。
なにか、”アクション”を起こさなければ、永遠にニューイングランドに勝てない、かもしれない。
その”アクション”が最悪、HCの交代であったとしても・・・・。

AFCのチャンピオンシップは、ニューイングランド@ピッツバーグになった。
WEEK8では、全勝のニューイングランドを、34−24でピッツバーグが敗っている。
だからと言って、ピッツバーグが有利というわけではない。
何しろ、昨日のピッツバーグのゲームは、とても褒められた内容ではなかった。
両チームを比較すると、意外に似通ったチーム同士である気がする。
安定したランナーと、堅実なレシーバーを、落ち着いたゲーム運びでコントロールするQBが率いるオフェンスと、ビッグプレイを生む、攻撃的なディフェンスをどちらも持っている。
非常に読みにくいゲームになるが、鍵は調子を落としている感のある、ピッツバーグQBロスリスバーガーが復調してくるかどうか、だろう。
NFL ディビジョナルプレイオフ 『IND@NE』_a0034589_1917988.jpg

by saka-zuu | 2005-01-17 19:20 | NFL