貴重な毎日を浪費しながら、人生の約半分が過ぎた模様。これからも、いつの間にか過ぎていく時間を、傍観していく予定。


by saka-zuu
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LITTLE FEAT 『DIXIE CHICKEN』

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1973年発表のリトル・フィートの3作目。
『酉年』なので、『ディキシー・チキン』というのは、安易過ぎ?

・・・まあ、それはともかく、まず、ジャケットがかっこいい!!
CDになって何が困るって、ジャケットを楽しむことがあまり出来なくなったこと。
かつては、例えば、キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』とか、ピンク・フロイドの『原子心母』とか、ビートルズの『サージェント・ペパーズ』とか、イエスの『こわれもの』とか、もちろん内容も申し分ないが、ジャケットだけでも十分『作品』として成り立つものも多かった。
それが、CDのサイズになると、ちょっと寂しい・・・・。

このアルバムのジャケットがとにかく好きで、実家でレコードを聴いてたころは、ポスターのように机の上に飾っていた。
それと言うのも、このアルバムが『ジャケ買い』だったから。

中学生当時、リトル・フィートというバンド名は聞いたことがあったが、曲を聴いた覚えはなかった。
この頃、洋楽に目覚めた時期で、何でも聴き漁っていたが、雑誌では『ミュージシャンが影響を受けたミュージシャン』などの記事では必ず出てくるが、当時の最大にして唯一の『音』の情報源であったラジオでは、ほとんど聴くことができなかった。
そんな中で、少ない小遣いと、レコード購入のため昼食代を切り詰めて貯めた小銭で、聴いたこともないバンドのアルバムを買ってしまったのだ。
そのきっかけが、このジャケット。
「・・・か、かっこいい、・・・このジャケットならば、きっと音も素晴らしいに違いない!」
その決断は当たり!

スライドギターの名手、ロウエル・ジョージと、キーボードのビル・ペインがフランク・ザッパのマザーズから独立して作ったのが、このリトル・フィート。
この『ディキシー・チキン』から、メンバーが大幅に変わり、南部特有のファンキー感が加わった。
それにより、それまで以上にロウエルのスライドギターが映え、最高のグルーヴを手に入れた。
タイトル曲『ディキシー・チキン』の素晴らしさは特筆だが、『ロール・アム・イージー』のような小粒な曲が美しい。

ポップさという点では、セカンドアルバムの『セイリン・シュー』のほうが上だろうが、リトル・フィートにどっぷりと浸かりたければ、この『ディキシー・チキン』に尽きる。
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by saka-zuu | 2005-01-07 19:45 | MUSIC